昨日のタイトル がん保険3の続きです。
骨髄異形成症候群になってしまった兄に代わって
医療保険、がん保険の保険金請求の手続きの際、
保険証券を見てもなかなか保障の内容が解りづらく
直接営業所やコールセンターに電話したり、
保険会社のサイトを調べたりしていくうちに
驚愕の?!…実態がわかってきたのです。
昨日、一昨日と
①D生命保険、②B共済についてお話ししてきましたが、
ともに共通していることがありました。
加入時に…
60歳以降もしくは、65歳以降になると、
保障内容が小さくなるもしくは、なくなるということを
ちゃんと説明してもらっていなかったことでした。
60~65歳で保険の内容が変わること、
必要な保障が80歳までしかないということを、
よく認識しないままで
手続きをしていたことが判明したんです。
だから、変更時には、内心驚いていたようです。
保険ってどれもこんなものかなと、あきらめていました。
①D生命保険、②B共済どちらも変更前は、
死亡保障など保険金額を高く設定して手厚い保障額でした。
四郎助には、むしろ必要以上の保険金に感じられました。
①D生命保険は、
変更前の死亡保障が特約を含めて3千500万もあったのに、
変更後は、100万円の死亡保障とケガでの死亡500万。
なんじゃこりゃ~!!!
病気で死んだら、葬式代にもならないのかぁ…
2千900万円の保障は消えてしまったんですね。
入院特約は、変更前も変更後も、
日額5千円のままでした。免責日数も19日間のままです。
保険料は?というと…
誰が見たって保障内容が悪くなってしまっていますが、
60歳以降の保険料は月払いから年払いになって、
最初に加入したときの保険料と比べると、
3分の1の保険料でした。
高齢期の入院リスクを考えてみれば、
ふざけるなぁ~!!!です。
コールセンターのおねえさんに聞いてみたところ
兄の保険はそういう仕組みの保険だとのこと。
消えた2千900万円は60歳までの定期保険であって
60歳以降は当然0円です。ハイ。
更新後の60歳以降は、
死亡保険金100万円と
ケガで死んだときだけプラス500万円もらえる保障と
20日以上の入院だけ日額5000円
100万円に関しては終身保険という保険で
60歳で払い済み(以降は無料)ということです。
ケガでの死亡保障定期500万円と入院日額5千円は
「更新」という契約で、79歳までの保障でした。
問題なのは、保障内容の変更について
a.きちんとわかりやすく説明を受けていないことと、
(説明を受けたが、忘れてしまったのかも…)
b.変更に関してなんのアドバイスもなかったこと。
入院のリスクを考えて更新の提案をしてほしかった。
②B共済は、
「転換」という契約をしていました。
①D生命保険と同様60歳以降は、保障内容が落ちます。
世間では、よく…
「この間、保険の下取りをしてもらって、更新したんだ」
と、うれしそうに話す人を見かけますが、
やはり、問題は…
兄の場合も、新しい共済に乗り換えたということで、
c.補償内容が小さくなった上に、
d.解約返戻金(いままでに貯めてきたお金です)を
新しい契約の特約保険料の割引部分として、
かなり大きな金額を使ってしまったようです。
これが、下取り、下取りといわれている実態なんですね。
言い換えると…
何十年もかかって払い続けて貯めてきた利息の部分を…
ぜぇ~んぶ吐き出させられたんですね。
四郎助にとっては、驚きの実態でした。
でも①D生命保険、②B共済どちらの人も、対応はよく、
親切にわかりやすく教えていただきました。
ありがとうございました。
明日は、がん保険5についてつぶやく…
(続きは、また明日)
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