2010年4月21日水曜日

四郎助つぶやく がん保険4

昨日のタイトル がん保険3の続きです。


骨髄異形成症候群になってしまった兄に代わって
医療保険、がん保険の保険金請求の手続きの際、

保険証券を見てもなかなか保障の内容が解りづらく
直接営業所やコールセンターに電話したり、

保険会社のサイトを調べたりしていくうちに


驚愕の?!…実態がわかってきたのです。


昨日、一昨日と

①D生命保険、②B共済についてお話ししてきましたが、
ともに共通していることがありました。


加入時に…


60歳以降もしくは、65歳以降になると、

保障内容が小さくなるもしくは、なくなるということを
ちゃんと説明してもらっていなかったことでした。

60~65歳で保険の内容が変わること、
必要な保障が80歳までしかないということを、

よく認識しないままで

手続きをしていたことが判明したんです。


だから、変更時には、内心驚いていたようです。

保険ってどれもこんなものかなと、あきらめていました。


①D生命保険、②B共済どちらも変更前は、
死亡保障など保険金額を高く設定して手厚い保障額でした。

四郎助には、むしろ必要以上の保険金に感じられました。


①D生命保険は、

変更前の死亡保障が特約を含めて3千500万もあったのに、
変更後は、100万円の死亡保障とケガでの死亡500万。


なんじゃこりゃ~!!!

病気で死んだら、葬式代にもならないのかぁ…

2千900万円の保障は消えてしまったんですね。

入院特約は、変更前も変更後も、
日額5千円のままでした。免責日数も19日間のままです。

保険料は?というと…
誰が見たって保障内容が悪くなってしまっていますが、


60歳以降の保険料は月払いから年払いになって、
最初に加入したときの保険料と比べると、

3分の1の保険料でした。


高齢期の入院リスクを考えてみれば、

ふざけるなぁ~!!!です。


コールセンターのおねえさんに聞いてみたところ
兄の保険はそういう仕組みの保険だとのこと。

消えた2千900万円は60歳までの定期保険であって
60歳以降は当然0円です。ハイ。

更新後の60歳以降は、

死亡保険金100万円と
ケガで死んだときだけプラス500万円もらえる保障と

20日以上の入院だけ日額5000円

100万円に関しては終身保険という保険で
60歳で払い済み(以降は無料)ということです。

ケガでの死亡保障定期500万円と入院日額5千円は
「更新」という契約で、79歳までの保障でした。


問題なのは、保障内容の変更について

a.きちんとわかりやすく説明を受けていないことと、
  (説明を受けたが、忘れてしまったのかも…)

b.変更に関してなんのアドバイスもなかったこと。
  入院のリスクを考えて更新の提案をしてほしかった。


②B共済は、

「転換」という契約をしていました。

①D生命保険と同様60歳以降は、保障内容が落ちます。


世間では、よく…

「この間、保険の下取りをしてもらって、更新したんだ」

と、うれしそうに話す人を見かけますが、

やはり、問題は…


兄の場合も、新しい共済に乗り換えたということで、

c.補償内容が小さくなった上に、

d.解約返戻金(いままでに貯めてきたお金です)を
  新しい契約の特約保険料の割引部分として、
  かなり大きな金額を使ってしまったようです。

これが、下取り、下取りといわれている実態なんですね。

言い換えると…
何十年もかかって払い続けて貯めてきた利息の部分を…

ぜぇ~んぶ吐き出させられたんですね。


四郎助にとっては、驚きの実態でした。



でも①D生命保険、②B共済どちらの人も、対応はよく、
親切にわかりやすく教えていただきました。


ありがとうございました。


明日は、がん保険5についてつぶやく…
(続きは、また明日)

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