2010年4月18日日曜日

四郎助つぶやく がん保険1

四郎助です 今日はお天気になってなんだか気分がいいですね。
きのうのつぶやいた青森の義兄の家に電話をしてみました。

姉さんの話しでは思ったより元気そうだとのことです。
兄は骨髄異形成症候群という難病にかかっています。

この異形成症候群という病気は、
血液のがんで不応性貧血とも呼ばれているんだそうです。

60前後の年代に多く発症がみられ、兄も去年、「運悪く」…

65歳の誕生日のあとに、骨髄異形成症候群になってしまいました。
血液のがんであり、難病指定でもある病気です。

「高齢者にとっとては」、これといった完治を見込める治療法もなく、
多くの人は将来白血病に移行していくそうで、

当面は、輸血しか方法がないと言っていました。


今のところこのまま、段々と状態が悪くなっていくのを見ていくしかありません。

そして義兄も ある日急に、白血病にという道をたどってしまうのかぁ…


なんでそんなになっちゃったのかなぁ。


四郎助としては、身内としてやりきれない思いですよ。


この骨髄異形成症候群という病気は、
ちょうど工場で作られた製品が全部不良品であるのと同じで…

血液のなかには赤血球・白血球・血しょぅ板(血小板)などがあるのは
皆さんも学校で習ったと思いますが、

このできあがった製品(血液成分)が全部不良品だということです。


だから不良品で使い物にならない赤血球・白血球・血しょぅ板を
一生懸命つくっているようなもんです。


さっき「高齢者にとっては」と言ったのは…


新薬、抗がん剤や放射線治療をともなう骨髄移植などの治療を
選択することができないような治療ガイドラインになっているからなんです。

高齢者にとっては、からだに対する負担も大きく、
骨髄移植が成功して効果があらわれる前に、
命を落としてしまうリスクの方が高いようです。


最近はミニ移植(興味がある方は、googleで調べてみてください)
という方法もあるようですが、予後はあまり良くないみたいです。


なんと言っても骨髄異形成症候群の治療法がまだ確立されていない現状と、
患者(義兄)の病院や先生に対する考え方もあいまって、

積極的な治療ができないという状態を、
ただ指をくわえて見ているしかない四郎助としては、


本当にトホホな気分で落ち込んじゃいますね。


今日のタイトルを、がん保険としたのは、

先日、兄の見舞いに行ったときに…

(続きは、また明日)

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